少子化対策

とうとうわが国は人口減少国となったらしい。まぁ、現在の人口はわが国土のキャパを超えてしまっているとの説もあるので、フツーに土地神様が人口調整しているだけだという考え方もある。
もっとも人口の減少の仕方は問題アリで、高齢者が死なないのに新生児が減っているという「労働人口比率減少モード」なので私の年金が心配だ。


さて、新生児がどうして減少するかと言うと、これは端的に子供を生むことが親のメリットにならないという事実に拠るものだと思う。一応神様のオーダーである「産めよ増やせよ」本能はまだ有効なのだが、その本能に理性がブレーキをかけてしまう。「明るい家族計画」が元凶なのだ。
だから、子供を生むリスクを減らしたところでなんの対策にもならない。マイナスをゼロに近づけても無駄なのだ。
で、理性方向の対策としては、子供を生むと生活が少し楽になるという制度を作るべきだと思う。実利を与えなければどうしようもなく理性に縛られた我々を動かすことは難しいだろう。そして子供を生むことが明らかにメリットであるならば、勝手にみんな子作りに励む。
この方法の難点はどうしても大きい政府志向になってしまうところなのだが、実際問題少子化対策に対して健全な方向で成功している国って、大きい政府が多いんだよね。


以下は本論(笑)のヨタ対策。

  • 性教育の全面廃止と堕胎の完全禁止

これはアメリカでかなり実績を挙げているらしい。若い子達に避妊の意義やその方法をまったく教えないでいると、ヤリたい盛りの子達は勝手に的中しまくって子供をポコポコ生むとのこと。性病の蔓延が気になるが、学校できっちり健康診断をして早期発見に努めれば良いだけの事。もしかしたらアメリカでは目視検査だけなのかもしれないので洩れもあるかもしれないが、わが国では「全員検査」をすれば良い。

  • 中国か朝鮮と戦争してみる

ある程度泥沼化した後で米露あたりに仲介してもらって休戦すれば、戦死者がそれほど出なくても「ベビーブーム」が期待できる。大事なのは国民に「死ぬかも」と思わせることだ。勿論、東京・大阪あたりに核ミサイルの一つ二つ落ちてくれれば人口が激減するので「土地神様の人口調整」も加わって効果大。

  • イタリア抜き

ドイツと協力して国連(苦笑)と戦争をする。適当なところで降伏すれば以下同文。

  • 黒いチャンチャンコ

60歳定年制を完全実施する。意味が判らない人は永井豪先生の著作を漁れ。人口減少に歯止めがかかるかどうかは微妙だが、少なくとも年齢分布のアンバランスは解消される。


因みに後ろの3つは適正人口が維持できると言うメリットがある反面、私のメリットが無い(くそぉ)。困ったもんだ。