昨今の飲酒運転問題の呆れポイント

特定の事件カテゴリの報道が増加しても事件そのものが増えたわけではないというエントリを見ながら思い出す、一説にはアル中率が20%を超えると言われているプロドライバー業界でため息混じりに語られている話題。

極端にまで、飲酒運転にまつわる報道が増えているが、どんなにアンポンタンな人でも、流石に「最近、飲酒運転が増えている」とは流石に思っていないと思う。「福岡での死亡事故を受けて飲酒運転も問題が注目され、普段ではニュースにならなかった事故を、マスコミが逐一報道することになった」というだけである。

どういう事かと言うと、「極端にまで増えている飲酒運転にまつわる報道」を前にしてなんで飲酒運転をするかなぁ・・・と言う事。散々各種報道メディアが「警察が集中摘発やる予定だよ」と言ってんのに、報道上でホットな話題になっているのに、何で飲むんだよ、と。
コレが「以前こういう事があった」的な報道なら何掘り起こしてんだで済む話なのだが、「飲酒運転が問題になっている」という報道の脇で飲酒運転するニンゲンの了見がさっぱり理解できないのだ。暫くおとなしくしていれば、警察もマスメディアも他の事に興味を移してしまうだろうに。


どうしても酒飲んだ状態で運転したくなっちまう奴はそもそも運転の免許を受ける資格が無い人間*1なのだから、欠格30年位で一発免取にしちまえばいい・・・なんてイマダケ禁酒*2をしてる奴らはのたまっているワケだ。

*1:飲酒をしていない事が運転業務の条件だから、それを満たす事が出来ないヒトはそもそも欠格

*2:始業前にアルコールチェックをするし、この御時世で明らかにプロドライバーとわかる奴に酒を売るバカはいない・・・らしい