無理だってw

南京事件ネタ」漫才の「ボケ役」として人気のあるBlogで見かけた素敵なフレーズ。

(日本軍が如何に正々堂々と戦い、
どれだけ国際法を守って闘ったか!)
を詳らかにする、そんな映画を作れ!

いや、無理です。近代の「正々堂々」とか「国際法遵守」とかは真面目に守ると現場の兵士がバカを見るルールなので、上の銃弾が飛んでこないトコで机上の作戦を組んでる奴らが何言おうと現場では「安全及び勝利への合理的方策」を取るのは当たり前です。
旧日本軍にしたって「万全な補給計画無しの長征」を命じられれば「現地で自力補給」「可能な限り捕虜は処分*1」って方針になりますって。現場の指揮官には「作戦の完遂」と「部下の消耗の防止」について責任があるわけですから。ま、後者は放棄しちまうヒトも居た様ですが。


だからむしろ南京事件どの国でもやっている「恥ずべき行為」なんだよ!って文脈の映画を作って欲しいなぁ・・・と例によって正月早々鬱なエントリを書く私です。

*1:解放するわけにもいかないし、さりとて連れてく訳にもいかない