こんな物を買ってみた

私がもっとずーーーっと若かった頃、占いが好きだった。占ってもらうのが、ではなく占いの行為とシステムが好きだったのだ。元々は女の友達の影響で始めたのだが、同じ頃雑阿含や中国古代思想に傾倒していた為に「確定した未来など無い」という立場で占いに接していたのでそういう風になってしまったのだと思う。
最初に手をつけたのは御多分に漏れず、ウェイトさんのアレ。同時に岩波文庫の謀略により易に手を出す。更にウェイトさんの奴について色々調べているうちにP兄弟経由で占星術に流れる。そこから調波関係で「科学的」を売り物にする占いの胡散臭さを学び、サビアンで「結局そこに落ち着いちゃうのね」という事を学ぶ。最終的に手元に残ったのは脳内悪魔を活性化しやすいトートだけだけど。
で、少し歳をとり、占い道具なんかに頼らずに「目に映る全ての事がメッセージ*1」な電波脳をゲットした後もマイナーで怪しげなガジェット物には触手を伸ばしていた*2。そしてそういったガジェット物の中に「ダウジング」も当然含まれているのだが、何故か本屋で堤裕司氏の本を読んだだけだった。因みにその本にはオマケが入ってない。(要するにソレが目的)
で、その後気になってたまま放置されていたのがコレだ。

奇蹟ダウジング占い

奇蹟ダウジング占い

監修が「占い界の何でも屋」、もちろんオマケがふんだんに付いている本だ。
で、早速オマケで付いてきたペンデュラムで遊んで見る。なになに?先ずはニュートラルな状態を確認・・・と。静止だ。次にYESの反応を確認。とりあえずマニュアル通りの質問で・・・静止だ。ええと、ダメなときは自分で回せ・・・か。次はNOの反応だ。・・・静止だ。さっきぐるぐる回したのにもう静止してやがる。
考えて見ると、このペンデュラムと言う奴は所謂「下げ振り」とほとんど同じ形をしている。で、私は昔測量屋さんをやっていた。知ってる人は知ってると思うが測量屋さんは様々な場面で下げ振りを活用する。
要するに私の無意識はペンデュラムを制止させる方向にしか動いてくれないと言う事だ。・・・一種の職業病だなぁ(w

*1:履霜堅氷に至るとも言う

*2:特にルーンストーンブリタニアで生活するのにちょっぴり役立った