森教授の脳の恐怖

ゲーム脳か●
 「ゲーム脳の恐怖」の著書で知られる森昭雄・日大教授(脳神経科学)は高見運転士の行動をこう分析する。 「高見運転士は過去3回も乗務員として重大なミスを犯しながら、自身で再発防止ができておらず、注意力が散漫な印象を受ける。伊丹駅でのオーバーラン後、指令の呼び出しに応答がなかったのも、故意であるとすれば、大事な場面で倫理的な行動がとれず、キレやすいというのはゲーム脳の特徴とよく似ているともいえる。JR西日本は運転士に関する情報を開示するなど、徹底検証が必要ではないか」
ゲーム脳 テレビゲームに熱中すると、人間の脳波にはβ波が出ない場合がある。この状態になると思考活動が衰え、無気力、感情の爆発など、いわゆる「キレる」状態になるという。また、携帯電話を頻繁に利用する人も「ゲーム脳」になると指摘されている。

一部では有名な森先生のお言葉が夕刊フジから配信された。この知性の面でチャレンジを求められている教授の世迷い言は以前から行われている物であり、斯様な人物を教授として雇わなければならない日大の人材不足には同情を禁じ得ない。
勿論、この様な鉱山調査員の説を引き合いに出さなければ読者の目を引く記事が書けないという素晴らしいジャーナリストを雇わなければならないオレンジ色のニクイ奴に対する同情心などはクォーク一個分の持ち合わせも無いが。
上に引用した部分だけ読んでもある程度の教養がある人なら「嘘理論だ」と気づくとは思うが、専門家の意見もどうぞ。