うーん・・・

なんか若者が怒ってる。サヨとして怒ってる。その怒りは、多分正当なものなんだと思う。

 本来、年寄りと若者の理想的な関係性というのは、若者はその思いのたけを噴出させ、年寄りはその思いを調整し、若者に叡智を与えるというものだろう。
 しかし、左翼の年寄りは若者に対し手を貸すことは一切せず、ただどっか向こうのほうから「最近の若者は」などと不満を述べているだけである。敗戦続きのくせに愚痴ばかり多い。そんな左翼を知っている若者が、左翼の方法論を鵜呑みにして、デモなどで声をあげるわけがないだろう。

私は金さえあればの四十代で、一応彼等の一回り上の「政治的シラケ世代」*1だから、彼等が絶望せずに声を上げ続けられる様、祈らずにはいられない。


以下は愚痴。
サヨもウヨもモノを考えなくなってきている様な気がする。「考えるな、消費せよ」というデムパがどっかから放射されてきていて、ただ上の方から言われたコトを自分の考えの様に感じて行動してしまっているのかなぁ。もっとも「主義者」は右も左ももともとそういう傾向にあったのだろうケド。
そういえば「学生時代に左翼(マルクス主義かも)に染まらない者は勉強不足、卒業しても左翼をやっている者は世間知らず」という言葉があったなぁ・・・。わが国における左翼の位置づけを良く表わしている言葉だと思う。
少なくともニート達が餓えずに済んでいる現在の状況では、おそらく左翼的運動は失敗するだろう。「想像力」が足りないんだよ、多分。しかし「貧困層」が現実に餓死しまくる状況になればあるいは・・・いや、やめておこう。奴隷商人達はそれほどバカじゃない。

*1:何をやっても、どこが政権をとっても、全く政治は変わらない・・・という現象を嫌と言うほど見せ付けられた世代だ