売国奴

二日にラジオを聴いていたら、結構在日米軍再編に係るカツアゲの話が出ていた。その中でのあるサヨの主張が印象に残った。
「何故ウヨ言論者はこの様な売国的行為に対して声を上げないんだ!」
多分「ウヨ」と書いて「長いものには巻かれろ」と読むんだろうな。


例えば外務省には「チャイナスクール」と呼ばれる人達がいて、日本の外交に関して中国に利する様な行動をとっている。なんでこんなコトをするのかと言うと、大雑把に言えば所謂「天秤外交」というやつで、相反する2国の両方へバランスを取りながら接近するコトで両すくみの状態を作ろうという戦略だ。
ところが、どちらかの国に売国したい奴はバランスがとれた状態になっては困るので反対側の勢力を弱めようとする。メディアを使ったり*1、事件を発掘したりしてうまく国民を誘導する。
日本がアジアでアメリカに対抗できそうな唯一の国である中国と政治的不仲となり国民感情も中国に対して離れてしまいつつあるという現在の状況が、アメリカのカツアゲにいかに貢献しているか考えないのだろうか。


ネトウヨ達は自分達が「売国奴」の片棒を担いでいるコトを認識せよ。

*1:そもそも国内大手広告会社がアメリカの利益の為に働いているって話があるくらい