なんだかなぁ・・・

えー、例によってネット放浪で見かけたネタ

 まるで「風が吹けば桶屋が儲かる」である。だいたい、憲法九条を改正すると戦争になる、というのは、まるで『文学界』八月号の田中和生的バカである。いったい第二次大戦以降、自国が敗北して占領される、というような戦争をした先進国などひとつもない

・・・なんか、もっともな事言ってると思った人は引用元のエントリを見て見ましょう。

このヒトは佐藤優氏というヒトの文章にケチつけている。が、その引用された文章を一瞥すればわかる通り佐藤氏の言っているのは要するに「戦争は勝てるとは限らない」「天皇が敗戦責任を負わされる危険性がある」という状態で安易に交戦権を認めるのは危険じゃないか・・・というモノ。別に交戦権を認めたから戦争になると言っているのではなく、実際に交戦となった場合の一つのケースを提示して、それがイロイロな(彼の「主義」にとって)問題を引き起こすよと言ってるのだ。
私はそういう内容の文章に対してこの様な反論は恥ずかしくてできないな。*1


そもそも「風が吹けば・・・」って揶揄、揶揄になって無いぞ。基本的に役人が政策立案の類をする時は、風が吹いた後にどんなコトが起きるか様々なパターンを推測して、それぞれ不味い事が起きそうならそれに対する予防線をセットしておく・・・みたいな事をやってる。いや、「桶屋の儲け」を見逃してしまう事も多々あるけど、一応はそうしようとしている。だから役人思考の佐藤氏が「法律論」においてその様な論理展開をするのは当たり前だと思うんだけどね。


なんか佐藤氏が展開しいている主張のレイヤーと違うレイヤーで反論しているように見えてならない。もちろんこのエントリーもまた「違うレイヤーだ」って可能性も大いにあるけどね。



20060726追記
ぐげ、消しやがった・・・
20061001追記
プライベートモードってあんた・・・。「公開日記」ってモンが何を意味するか考えないで書いてたんか?
コウイウコトはコレからもしばしば起きるのだろうなぁ。Blog黎明期のユーザー側の混乱を示す歴史的遺物だ。
20061022追記
Blogは復活したらしい。でも引用エントリは無くなったまま。

*1:ワケ判らん悪文で毒を吐いたりするのは恥ずかしくないのか・・・というツッコミは無視w