防衛省と憲法

防衛庁が「省」へ昇格するそうである。名称については、巷で言われている通り私も「国防省」の方が良いと思う。


ところで、防衛省は何をする役所なのだろうか。
今のところ憲法の制約があるので自衛隊の装備は「威嚇」や「交戦」に使用する事ができない。逆に言うとそれだから「技術の粋を集めた(つまりあまり乱暴には使えない)主力戦車」とか「微妙な支援戦闘機」とかの装備で良いワケだし。
自衛権」も「集団的自衛権」も憲法上否定はされてはいないのかもしれないが、その行使方法として「自衛隊の戦力」は使ってはいけないのだ。なんせ「交戦しない」のだから*1


そうすると防衛省のやるべきことは限られている。「兵器開発・生産能力の誇示」「宇宙開発(wへの協力*2」「原子力発電技術(wの向上への協力*3」・・・あとは他国の民間人に対する攻撃*4くらいかなぁ・・・。

*1:憲法9条2後段参照

*2:「ミサイル作れますぜ〜」

*3:「核弾頭作れますぜ〜」

*4:戦闘ではない。一方的な攻撃だけだ、許されるのは