SF作家さんだよ!

id:Apemanさんってヒトは何でこんなに漫才のボケ役を発掘するのがうまいんだろう。

 当然国共合作も知っていますよ。でも、なぜ『関東軍の捕虜政策』が『関東軍特種工人取扱規程』だけで『不払いを合法化した』になっちゃうわけ? だから、ちゃんと中身のある資料を出してくださいよ。作文はもういいから。あと、国際法ぐらい勉強してください。国際法がわからないのに戦争状態だの非戦争状態だのいったってらちがあかないですよ。あと、歴史は生きている人が作るものだと言うこともお忘れなく。

このエントリと前のエントリを読んで、「ヒトは自分の持たざるものを余人に求めるのだなぁ」と思った。個人的には彼の言う「国際法」とやらがどんなファンタジー世界の国際法なのかが気になるところだけど、とにもかくにもApeman氏に彼が要求している議論の精度を彼自身がまるで満足させていないと言うすごい論理展開。
本職は構成作家かなんかなのかなぁ・・・と勘繰って見たり。


本当のトコ言うと私の様に「無限の資料の大海」に漕ぎ出すのが苦手な人間にとっては、猿さん狐さん等の発掘屋さんが掘り出してくる資料に対してガチでぶつかって対抗資料を出してくる様なストロングスタイルなネトウヨがいてくれると便利なのだ。この「ぶつかり合い」を観戦する事によって「判っている点」「不明な点」「争いの残る点」があぶりだされてくるから、ソコらへんを起点にチマチマ進む事ができる。
ところが現在の状況は例えばApeman氏のフリに誰かがボケをかましApeman氏がツッコミをするという、悪意のある表現をするならば「自虐史観教育漫才」*1の態を為している。
根拠を提示しているのが片方だけなのでこの様な様相になっているのだけど、この状況がなかなか変わらない。気が付いていないのか、気にしていないのか。


私はインチキ宗教家でもあるので、「信仰は大切である」と思う。但し、自分が信仰者でどの様な「信仰」をしているのかを理解しているのなら、だ。

*1:自作自演を疑いたくなるよなぁ(笑)