取りこぼしネタ

知らないうちにこんなネタが上ってた。

 西村専務は、事故機では、ブレーキを制御するコイルがショートした結果、ブレーキがかかったような状態が続き、ブレーキのパッド部分が異常に摩耗してブレーキの制動力が失われたため、ドアが開いたまま急浮上したと指摘した。

以前言及したシンドラーエレベーターネタなんだが、この報道を読んで「あれ?」と首を傾げる。


普通、上記の様な状態は「ブレーキ引き摺り」と呼ばれる。この状態だとモーターに過負荷がかかるので(確か法定の)安全装置である「過電流検出スイッチ」が効いてモーターへの電力を遮断し、ブレーキの磨耗を防ぐ。従って短時間にブレーキが磨耗する状況というのは安全装置が故障していないと考えにくい。


・・・一体、どんな保守やってたんだ?>SEC