タバコスキー型遺伝子


NATROMさんトコで拾ったネタ

「危険遺伝子は、タバコとは無関係に、肺癌に寄与する」と言っているだけなのだ。

大元の記事はそもそも結論に至る道筋が非論理的なので、おそらく最後の話のネタ振りとしてタバコスキー型の話を無理やり使った為にヨタ記事になっちゃったんだろうけど・・・。


この引用部分の説は、現在絶賛進行中の「タバコ訴訟」に影響を与えるかもしれないね。勿論原告側は自分がタバコスキー型遺伝子保持者ではないことを主張するだろうけど。
あと、このタバコスキー型遺伝子がどの様な方法で肺癌を発生させたりタバコスキーにしたりしているかという研究が進めば、非喫煙者の肺癌対策とか効果的な禁煙手法とかが開発されるかもしれない。


もう一つ。このネタに関連してWikipediaの疫学に関する記述を読んだんだけど、相変わらずNATROM氏の主張から垣間見られる疫学観との乖離が見られる。どちらかというと池谷氏の主張に沿った内容であるところから考えると、疫学業界内部で何らかの抗争があるのかも。