電子タバコ

最近電子タバコに嵌っている。

電子タバコというのは一応「タバコ」を自称しているものの、実態は加熱型噴霧器と言うべきものでプロピレングリコールグリセリン*1等にニコチンや香料を混ぜたものを蒸気化して「タバコの煙っぽい」モノを発生させる器具だ。

上二つは国内で一般販売しているもの。一番上の長いやつが「ジェントルマンスモーカー」というネット検索にも引っかからない謎製品で、ドンキで売ってた。6000円位。中身は恐らくDSE801という商品で海外通販だと送料別3000円くらい。国内メジャーブランドとしては「サムライスモーカー」という名前で12000円くらいで売っている。物がでかいのでほかのと比べるとバッテリーとリキッドの持ちが良い。そして頑丈。
二段目の白いやつは「セディアナスモーカー」という名前でドンキで売ってるやつ。7000円前後かな。ネットだと12000円くらいで売っている「トウキョウスモーカー」とほぼ同じ物。中身はRN4081というやつ。○○スモーカーという名前のタバコ型のやつは皆これらしい。探せば国内通販でも3000円以下のものもあるかも。純正カートリッジに碌な物が無いのが玉に瑕だが、リキッドを別に用意して適宜充填して使うとなかなか宜しい。
3段目の黒くてボッチがついてるやつが「TITAN」というやつ。「510系」とでも言うべきもので国内販売は多分無し。このTITANはイギリスのショップのブランドで他のショップのやつより若干お高いのだがまぁデザインが良いので。多分ここに上げたやつの中では一番の高性能。
一番下のは「BCM401r1.1」という「M401系」のショップカスタム・・・ってか、OEMというか良くわからない代物。電子タバコの開発元は中国なので特許関係がやたらルーズらしい。そこらへんの事情はおっさんのとこのチラ裏を読むと楽しい。で、性能はまずまずなんだけど、(この機種に限った事ではないが)バッテリーの品質のばらつきが凄い。性能の良くないバッテリーを無理やり使うとすぐに壊れる。まぁ元々の値段を考えれば仕方の無い話で、そういった意味でも国内ブランドの高価なスペアパーツは無茶な商売だなぁと思う。逆にこの機種の発売元であるBlueCigJapan*2やRN4081のパーツを扱うショップゼロが無かったら電子タバコは実用性ゼロのガジェットと化していただろうと思う。


ちなみにこの電子タバコ、あくまでも「健康器具」であって「医療器具」ではない。WHOも「禁煙の役には立たない」と声明を出しているのだからニコチン入りリキッド以外を薬事法で扱おうとするのは「医療上の効果を騙る」行為なんじゃないかと思ったり。

*1:プラレール蒸気機関車の煙をコレで出してた

*2:DSE601はちょっとお高いなぁ。白アトマバージョンに期待しよう