お買い物２題

上でウィッシュリストに入れた本

そんなワケで早速買ってきたよ。

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)

感想は・・・んーと、微妙。カガク教徒の皆さんには是非読んで欲しい本だけど、社会学系や宗教学系の向きにはちょっと辛いかも。むしろ「えぇっ？カガク教徒はこんな粗雑な思考法をしているのか」なんて衝撃を感じてみるとか、手を変え品を変えネタを出して説明しているのでそこから別の方向に思考を巡らす為のネタ本としては面白いけど。
例えば最初の図版。違和感バリバリの図なんだけど、その違和感は方位の問題じゃない。あるべき物が無かったり、作図法の問題で我々が普段見ている物と大きく形が変わってしまっている部分があったりと、図版として根本的なトコが違うから違和感があるのが当たり前で違和感無い人は単純に頭の中にこの図版に相当する図形が記憶されているために問題なく照合がマッチしているだけの事。
で、何故あちらではそういう表示法をしているのかに思いを巡らし、ではこちら側ではなぜああいった表示方法なのか・・・なんて余計な方に考えを進めるトカ。
例えば「日本の海岸線」問題で、多分アレだな・・・と気づきつつも「えーっと、大体半径３４０㌔の円になるから・・・」などと逆方向へ行って見るトカ。
ま、とにかく普段から「生存権は自然権か」とか「キリスト教と大乗仏教の相違点は何か」みたいなコト弄ってるような輩にとってはいまさら感があって食い足りないかもしれないけど、読みやすいし個々の話題は面白いので買って損は無いかも。ただ、科学関係の話以外の部分は眉に唾つけとく事。例えば上のエントリで弄った共産主義に関する記述みたいにかなりイイカゲンなコト言ってたりするから。

うっかり

上記の本を買おうと町に出た折、CD屋さんを覗いてうっかり買ってしまったモノ。

イン・コンサート [DVD]

むかーし、VHSのビデオ見た事あるんだよね。で、CDの方も長らく廃盤になっていたケド昨今の「ヲッサンマーケット」を見込んで復刻したらしい。まんまと引っかかりました、私。
えー、皆さん若いです。髪の毛黒いです。たった15年前なのに。
当時知らなかった人の再発見もあります。コバさんなんて、NHKラジオの朝の番組で認識した人で、以前このビデオ見た時は「狂ったアコーディオン弾く人」みたいな印象しかなかったし。
私が好きなのは「ちゃーのみ友達スレスレ」とか「寿司屋のケンさん」とか「オレカマ」とか「水」とか。「ホーハイ節」のアレンジはあまり好きじゃない。あとゲストボーカルは・・・大人の事情なのかなぁと思ったり。

・・・で、「製作：河合マイケル」・・・をぉ。T-SQUAREを聞き始めたのはここ5年くらいなんだよね。